8563 コンパクト二つ折り財布について

「自分に合う配置。」──8563は、札・カード・小銭の持ち方に合わせて中身の配置を決められるように、同じ大きさの三つの部屋に分けた二つ折り財布です。


動画で見る使い方

かぶせとホックの開け閉めや、三つの部屋に札・カード・小銭を入れ替える様子を動画にまとめています。
実際の出し入れの流れを見てから読み進めてもらうと、配置のイメージがしやすくなると思います。


この二つ折り財布について

8563は、一方向に開いて、中身を三つの部屋に分けて使う二つ折り財布です。
三つの部屋はほぼ同じ大きさで、札・カード・小銭の量に合わせて配置を決めることで、厚みが偏りにくく、ポケットやバッグの中で収まりやすい形になります。

フラップを差し込む外側の部屋は、お札かカードを入れることを前提にしたスペースです。
コインは中央または内側の部屋にまとめて入れてもらうことで、開閉時にこぼれにくく、表面側にコインのアタリも出にくくなります。


三つの部屋の構造

内側は、外側・中央・内側の三つの部屋に分かれています。
札・カード・コインの量に合わせて、それぞれの部屋に振り分けて使うイメージです。

  • フラップを差し込む側の「外側の部屋」:札またはカード用
  • 中央の部屋:札・カード・コインいずれも可
  • 内側寄りの部屋:札・カード・コインいずれも可

外側から見ると四角い二つ折りですが、底側は内側で縫い合わせることで、
見た目はすっきりしたまま、中には必要な分だけふくらみを持たせられる形になっています。

8563 二つ折り財布の内側。三つの部屋に分かれた構造が見える状態。


中身の配置の例

8563には、「この部屋は札」「この部屋は小銭」といった固定のルールは設けていませんが、
フラップを差し込む外側の部屋だけは、お札かカード用として使う前提にしています。

中央と内側の部屋は、札やカード、レシートなどの紙ものの量と使う頻度に合わせて、
二つ折り財布として使うか、札入れとして使うかを決めてもらうイメージです。

例1:二つ折り財布として使う基本形

  • フラップ側の外側の部屋:お札またはカード
  • 中央の部屋:コイン
  • 内側の部屋:使用頻度が低めのカードやレシートなどの紙もの

日常使いの二つ折り財布として、お札・カード・コイン・紙ものを分けておきたい場合の使い方です。
外側にお札やカードを置き、中央にコイン、内側に紙ものをまとめておくと、どこに何があるか把握しやすくなります。

例2:札入れとして使う

  • フラップ側の外側の部屋:お札
  • 中央の部屋:予備のカードやレシート、メモなどの紙もの
  • 内側の部屋:よく使うカード

現金と少数のカードを中心に持ち歩きたい場合の使い方です。
札入れとして使いながら、中央に予備のカードやレシート、メモなどの紙もの、内側の部屋によく使うカードを収納します。

8563の三つの部屋に札・カード・コインを分けて入れた状態。

8563の三つの部屋に札とカードを入れ、札入れとして使っている状態。


サイズと厚みのイメージ

8563のサイズの目安は次の通りです。

・空の状態:約10.0cm × 9.0cm × 厚み約1.5cm
・収納時の目安:約9.5cm × 8.5cm × 厚み約2.5cm(札20枚・カード10枚・コイン20枚程度収納時)

手のひらに収まる程度の大きさで、ポケットや小さめのバッグにも入れやすいサイズ感です。

8563 二つ折り財布を手のひらに載せた様子。手に収まるサイズ感。


素材や仕立てについて

使用している革は、在庫ページに掲載しているものに加えて、限定的に仕入れた革を使うこともあります。 縫製は総手縫い、コバは手作業で仕上げています。

▶︎ 使用している革と糸の特長
▶︎ 革の在庫状況と取り扱い素材一覧


使用上の注意

財布をお尻のポケットに入れたまま座る、重い荷物の下敷きにするなど、長時間強い圧力がかかる使い方は避けてください。

コインは中央または内側の部屋に入れてお使いください。フラップを差し込む外側の部屋には入れないようにお使いください。

財布を閉じるときは、二つ折りの折り目付近にカードやコインが集まらないようにし、左右の部屋側に寄せてからたたむようにしてお使いください。


この形が生まれるまで

8563は、札・カード・コインを一つの二つ折り財布にまとめつつ、持ち物や決済スタイルの変化にも合わせやすい形を目指して考え始めました。
「どの部屋に何を入れるか」をあらかじめ固定するのではなく、人によって使い方を変えられる余地を残しておきたい、という前提です。

そこで、用途別の専用ポケットを増やしていくのではなく、内側に三つの部屋を並べる構成にしました。
三つの部屋に分かれていることで、札・カード・紙もの・コインの量に合わせて、どこに何を入れるかを入れ替えながら使えるようにしています。

一方で、フラップを差し込む外側の部屋だけは、構造上、お札かカードを入れることを前提にしています。
外側は札・カード用、中央と内側の部屋は、札・カード・紙もの・コインのバランスを見ながら振り分けて使う、という考え方です。

試作の段階では、三つの部屋の幅や高さ、折り目の位置、フラップの形状など、細かな寸法や縫い合わせをまとめて見直しながら、全体のバランスを何度も調整しています。
開いたときに三つの部屋の中身を一目で把握しやすく、二つ折りにしたときには手のひらに収まりやすい輪郭になるように寸法と構造を詰めて、現在の形に落ち着きました。


ご購入のご案内

8563は、在庫として制作したものの中から選んでいただく形を基本としています。
その時々で使用している革や色の組み合わせが変わるため、同じ番号でも一点ごとに表情が異なります。

カラーオーダーや細かな仕様変更は行っておらず、
用意している組み合わせの中から「この一つ」を選んでいただく方針です。

▶︎ 8563 二つ折り財布(商品ページ)
▶︎ 納期・発送・メンテナンス・修理について

ブログに戻る