OUGI Leathers について
OUGI Leathersでは、何をどう使うものにするのかを考え、その物にとっての要を見極めながら革製品を製作しています。
OUGI Leathersでいう「カナメ」とは、ひとつの物を形にする時に見ている要のことです。形、機能、使い方、丈夫さなど。いくつもの要素の中で何を中心に据え、他の要素をどう支えるかまで考えながら、理想とする形へとまとめ上げています。
構想、設計、型紙、裁断、縫製、仕上げまでを一人で行っています。構想から仕立てまで一貫して手がけることで、最初に定めた考えが、完成した時にもきちんと形になっているかを確認しながら製作しています。
毎日手にするものだからこそ、見た目の印象だけではなく、開き方、持ちやすさ、収納したときの厚み、使い続けたときの負荷まで含めて考えています。使い始めだけでなく、使い込んだ先まで見ながら形を決めています。
革は、古くから人の暮らしに使われてきた素材であり、もともとは食肉の副産物として生まれるものです。丈夫さがあり、使うほどに色艶や質感が変化していく素材でもあります。そうした素材の良さがきちんと活きるように、構造や仕立てまで含めて形にしています。
大量に作って、大量に使い捨てるものが増えている今だからこそ、時間をかけて仕立て、長く使えるものを届けることには意味があると考えています。
ブランド名の「OUGI」は、日本の伝統的な道具である扇(おうぎ)に由来します。末広がりの形を持つ扇に、長く使える革製品としての願いを重ねて名付けました。
現在は製作から販売までを一人で行っています。形や構造だけでなく、使い方や仕上がりの細部まで自分で確認しながら届けています。