MetaサポートとのInstagram連携トラブル
MetaサポートとのInstagram連携トラブル — 対応の記録と検討
OUGI Leathersでは、Shopifyを通じてInstagramショップとの正規連携を目指してきました。
しかし、Metaのサポート窓口とのやり取りのなかで、的確な指示が得られず、結果的に多くの対応が無駄になってしまいました。
この記事では、問題の発端から現在までの経緯と、不要だったと思われる案内・混乱を招いた指示について整理します。
■ 不要だったサポート指示一覧と解説
1. ドメイン認証のやり直しを要求された
Shopify上では正しくmetaタグを設定し、ドメインはすでに認証済みでした。
にもかかわらずMetaサポートからは「metaタグの位置が違うかもしれない」と案内され、結果として:
- 数日間、metaタグの確認・貼り直しを行うことに
- 最終的には「できるだけ上の方に貼ってください」という一言で終了
初期に提出していたスクリーンショットにはmetaタグの位置も明確に映っていたため、本来は早い段階で解決できた内容だったと考えています。
2. Meta for Developersの"アプリのライブモード切替"を指示された
Metaサポートからは、「Instagramと連携するにはMeta for Developers上で作成したアプリをライブモードにする必要がある」との案内がありました。
しかし、
- 私は独自アプリ開発は行っておらず
- Shopify公式のFacebook & Instagramチャネルを使用している
- このチャネル自体がMetaに承認されている
つまり、この設定案内は本件には直接関係がない内容でした。
このやり取りにより、Meta for Developersの画面を調べる必要が生じ、混乱と時間のロスにつながりました。
3. Instagramアプリ内のビジネス設定で"ドメインの削除"を求められた
Metaからは「Instagramアプリの『ビジネス>ショッピング>ウェブサイトを管理』で、旧ドメインを削除してください」と案内されました。
しかし、実際のInstagramアプリ内にはそのような編集画面は確認できず:
- アカウント環境上、該当する編集・削除ボタンが見当たらず
- すでにShopify側で新しいドメイン(ougileathers.jp)は認証済み
結果として、実行できない操作について案内されたことになります。
■ 問題の本質:Instagramが旧コマースアカウントに紐付いたまま解除できない
最大の問題は、Instagramアカウント(@ougi_leathers)が、過去に使用していた旧コマースマネージャー(ID: 442400312853978)に現在もリンクされたまま、自力で解除ができないという点でした。
この点についてMetaサポートからは:
- 「そのコマースマネージャーの権限がないと解除できません」
- 「管理者に依頼してください」
- 「リンクしたいコマースマネージャーIDを教えてください」
といった案内を繰り返されました。
ただし、こちらは個人事業で一人運営しており、旧アカウントにログインできないことは何度も説明していました。
それでも進展が得られず、同じやり取りが繰り返されるばかりでした。
■ ようやく進展:書類提出による強制解除依頼へ
ようやくMeta側から提示されたのが、Instagramと旧コマースアカウントのリンク解除を申請するための正式な書類フォーマットでした。
この書類により:
- 旧アカウントから@ougi_leathersのリンク解除を申請可能
- 専門部署による処理が進む可能性がある
という、新たな突破口が見えはじめました。
■ 総括:Metaサポート対応から見えた課題と対処のヒント
- 担当者ごとに案内の一貫性が乏しい
- Shopifyとの連携について、深い理解が共有されていない印象
- 「こちら側の操作不足」に見せるような案内表現があった
- 同じ説明を複数回繰り返さなければならなかった
一方で、正式な書類による申請という形で、ようやく対応の糸口が見えたことは今後の参考になります。
同じような状況でお困りの方がいらっしゃれば、この記事が少しでも早期解決の助けになれば幸いです。