天然皮革の特徴とご購入前の注意点
OUGI Leathersでは、主に植物タンニン鞣しの革を使用しています。
植物タンニン鞣しの革は、植物由来のタンニンを使い、時間をかけて鞣された素材です。革本来の風合いや質感が残りやすく、使い込むことで艶や色味の変化を楽しめる特徴があります。
仕上げが控えめな革も多く、表面には天然素材ならではの模様や痕跡が見られることがあります。ご購入前に、革の特徴としてご確認ください。
天然素材ゆえに見られる模様について
天然素材である革には、生きていた頃の名残として、以下のような痕跡が見られることがあります。
◈ キズの治り痕:怪我が治ったあとの皮膚のような跡。
◈ トラ:首元などによく見られるシワの模様。
◈ 血筋:皮膚の下を流れていた血管の跡。
◈ 焼印:牛の管理のためにつけられたマーキング跡。




これらは革がもともと持っている自然な特徴であり、製作中に生じたものではありません。
OUGI Leathersでは、強度や仕上がりに影響しやすい箇所は避け、製品として支障のない範囲で使用しています。
模様が入った革も、状態を確認しながら選定しています。天然素材ならではの表情として、あらかじめご理解いただければと思います。

一部の革には、銀面と呼ばれる革の表面に、シワや模様が大きく出ている箇所があります。
こうした部分については、強度や仕立てに支障が出ると判断した場合には使用を避けています。使用できる箇所についても、製品の部位や見え方を確認しながら判断しています。
ご理解いただきたいこと
これらの痕跡は、一見するとキズのように見えることがありますが、人工的に均一化された素材ではない、天然皮革ならではの特徴でもあります。
同じ色・同じ型の商品でも、革の表情は一点ごとに少しずつ異なります。
使い込むほどに艶が増し、手に馴染んでいくことで、革の表情も少しずつ変化していきます。
天然素材の特性をご理解のうえで、革製品としての変化も含めて長くお使いいただければと思います。